ライトは、自転車で公道を走るときには欠かせない装備のひとつです。
ライトの取り付け場所を考える
あたらしく購入する自転車のライトは何にしようかと考えた末、長く使うだろうと思い奮発してキャットアイの「VOLT 400 NEO」にしました。明るいし満足です。
さて、次に考えるのは、このライトを自転車のどこに取り付けようかという点です。ライトに標準で付いてくるパーツではハンドルに取り付けることになります。ちなみに、この取り付けパーツは単品でも購入できます。キャットアイはこうしてパーツを安く買えることも魅力のひとつですね。
しかし、ハンドルまわりは極力スッキリさせたいなと考えていたので、他の場所への取り付け方法を考えてみます。候補のひとつは、ハンドルにライトとサイクルコンピューターと一緒に取り付けるマウントの利用です。サイコンもキャットアイであれば、純正のマウントが販売されています。
しかし最大の弱点は、サイコンもキャットアイでなければならない制約が出来てしまうことです。悩みます。
センターフォークブラケットが良いかも!
そうして悩みながら何か良い方法がないかと思案していると、キャットアイに「センターフォークブラケット」なる製品があるのを見つけました。しかも単品で472円と安い!
これは使えるんじゃないかと思い、Tern Surgeにも取り付けられる穴が無いかと確認してみると……、ありました!!Tern Surgeのアルミ製フロントフォークには、キャリパーブレーキ用のダボ穴が使われずに残っているため、その穴をライト取り付け用に使えそうです。Tern Surge Proのカーボン製フロントフォークにはしっかりブレーキが付いてしまっているはずなので、Proではないアルミ製フロントフォークならではのワザですね。
ハンドルまわりもスッキリするし良さそうだ!と思い、取り付け方法はコレに決定しました。
Tern Surgeの穴に取り付けるには……
キャットアイのセンターフォークブラケットには、ボルトやワッシャーなどが付いていません。取り付けるためには、それらを探す必要があります。
まず必要なのは、M6のボルトです。長さは40mmくらいで十分そうでした。ステンレスのものを買いました。スプリングワッシャーや平ワッシャーについても、ホームセンターなどで適当に揃えます。
つぎに、それの受け側となるナットも必要です。フロントフォークのダボ穴はキャリパーブレーキ用なので、受け側のナットはブレーキ用を探しました。計算すると長さは18mmくらいでちょうど良さそうです。
実際に購入したのは上記の取付ナットですが、この記事を書いている現在ではAmazonは在庫切れでした。購入時の価格は248円だったので、現在の価格は高すぎですね。
同様のものだと次の取付ナットでしょうか。こちらはAmazonの在庫(616円)があります。製品の型番は異なるようですが、違いは分かりません。こういったパーツは、自転車屋さんで取り寄せてもらった方が安いのでしょうか……、定価が分かりませんね。
ボルトとナットやワッシャー類を揃えるとブラケット本体よりも高くなってしまいましたが……、気を取り直してさっそく組付けです。
ライトの場所はここで正解!
取り付けてみるとすごく良いです!ハンドルまわりもスッキリするし、ライトも路面をちゃんと照らしてくれます。
![](https://bike.tostring.jp/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8579-1-1024x1024.jpeg)
キャットアイのセンターフォークブラケットは、本来とは上下を逆にして取り付けたのと、自転車のフレームに合わせてスプレー缶で黒に塗装しました。
ただ、塗装が下手なのか、ネジで締め込んだ部分などの色がすぐに剥がれてしまいます。仕方ないのでソフト99のキズペンで塗ってごまかしました。
正直、色の塗装は手間の割に満足度が低い結果です。シルバーのままでも良かったかなと思います。どうしても黒が良ければR250というメーカーから、黒のブラケットが販売されているようです。
ただお値段がちょっと高い……。つぎに取り付ける機会があったら、キャットアイのブラケットをシルバーのまま使うかな。
いまのところは大満足
というわけで、Tern Surgeにライトを取り付けました。いまのところは大満足です。あと心配なのは耐久性ですね。こればかりは、しばらく使ってみないと結果は分かりません。ブラケット本体は安いので、少しでも気になるところがあればすぐに取り換えるくらいの気持ちでいるのが良いのかも。