チェーンとスプロケットは定期的に洗いましょう。
すぐに汚れるチェーンとスプロケット
自転車に乗っていると、どうしても真っ黒になってしまうのがチェーンとスプロケットです。スプロケットが汚れている自転車は、きちんとメンテナンスをしていないようにも見えます。
キレイにしておくことで変速もスムーズになるらしく、定期的な洗浄は走行性能にも影響しますね。
そうは言っても、時間があれば自転車に乗りたくなるもので、なかなか洗うタイミングを見つけられず数ヶ月が経ちました。近ごろは朝も暖かくなり日の出も早くなってきたので、意を決して早起きして洗浄することにします。
チェーンクリーナーで簡単洗浄
僕がチェーンやスプロケットの洗浄に利用しているのは、ワコーズのチェーンクリーナーです。定番商品だと思いますが、長いノズル付きで吹き付けやすく、ブラシも付属しているのが嬉しいです。
クリーナーを吹き付けた瞬間から黒い汚れが落ちますが、数分待ってからウエスで拭き取るほうが効果大ですね。チェーンはウエスで掴んだままペダルを回し、ジャーっと拭きあげます。ウエスが届かない隙間の汚れは、ブラシでゴシゴシすると黒い汚れが浮いてきます。
スプロケットは歯の隙間にウエスを差し込み、ゴシゴシを繰り返します。最後には軽く水で流して洗浄完了。
とにかく汚れるウエスは、Amazonで大量買いがオススメです。値段も一枚数十円なので、一枚あたり数回使えれば十分に元が取れる感じです。
スプロケットがピカピカになると嬉しいですね。
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洗浄後はチェーンルブを忘れずに
汚れを落とした状態は、オイルが不足している状態です。チェーンとスプロケットは常に噛み合い金属同士が擦れ合っている状態なので、オイルを塗って摩耗を防ぐ必要があります。
そこで必要になるのがチェーンルブと呼ばれる専用オイルです。私が利用しているのは、KUREのスーパーチェーンルブ。自転車専用ではありませんが、価格も安くコスパが良いです。
使用感はちょっと粘度が高く、スプレー後はチェーンもヌルヌルでモッタリ……という感じ。また、水置換ではないので、チェーン洗浄後に十分乾燥させてからスプレーする必要があります。また、オイルが浸透したあとでさっと全体をひと拭きするのが良いでしょう。吹き付けたままだと、たぶんすぐに汚れでベタベタになります。しかしヌルヌルである代わりに効果が長続きするようで、ママチャリなどと兼用するのであればオススメでしょう。
まあ、自転車にも使えるというだけで、バイクなどにも利用できる汎用品ですからね。スポーツ自転車であれば、このあたりは専用品を買って、小まめに差したほうが良いかもしれません。
ちなみに、KUREにも自転車専用のチェーンルブがあります。ドライタイプなので汚れも着きづらいはず。次はコレを使ってみようかな。
いやあ、キレイになると気持ちが良いですね。さっそくサイクリングに出かけたいと思います。